黒染めはできるだけ避けたほうがいいお話

こんばんは!

Lilou佐々木祐司です!

今日は、カラーのお話ですね!

みなさん黒染めってしたことありますか?

黒染めは就職活動の時なんかに経験したことのある方も多いはず。

黒染めを経験したことのある方はわかると思いますが、黒染めをするとなかなか色が抜けません。

これはいいことでもあり、悪いことでもあります。

黒染めをするということは何か理由があって黒く染めているわけで、その場合は色もちがいい方がいいですよね。

はっきり言うと黒染めは色もちがすごく良いです!

それは、黒染めは他のカラー剤と比べて色素の量が全然違うからです。

白髪染めなんかもそうなのですが、色素料が多い分しっかりと染まり色が抜けにくいわけなんです!

これって一見いい事に感じますが、実はちょっと厄介なことでもあります。

例えば、黒染めをした場合、次に髪を明るくしたい場合なかなか明るくすることは難しいんです。

それだけ色素量が多いためその色素が抜けず、明るくなりにくいんですよね。


その場合、脱染剤やブリーチを使って色を抜く必要があるのですが、これがなかなかダメージを伴います。

しかも、ブリーチなどで明るくはなりますが、黒染め特有の赤みがどうしても出てしまうんです。

最近のカラー剤は非常に優秀なので、赤みを消す力は強いものもあるのですが、やはり地毛に染めるのとは全く状況は変わってきます。

そして、一番の問題点はムラに染まっていることが多いこと。

どう言うことかと言うと、一見黒だから全体的に同じように染まっているように見えるのですが、髪はダメージの強いところと弱いところで染まり方が違います。

だから、ブリーチなどで色を抜いてみたらムラに抜けているなんてこともあるわけです。

このムラを治すことは技術的に非常に難しく、困難。

と言う理由もあって、就職活動やどうしても黒染めにしなければいけない状況以外は黒染めをオススメしません。

今まで美容師をやってきた経験上、【黒髪にしてみたい】と言う気持ちだけで黒染めをしてしまった場合、後で後悔してしまうパターンが多いからです。

やっぱり、ずっと黒にしていたら飽きてきたりやっぱり明るくしたいって言う感情が、出てくることが多いんですよね。

これがショートスタイルならすぐにリセットできるのですが、ロングなんかだと3年以上この黒染めの影響を受けてしまうわけです。

という理由もあって、黒染めを考えている際は、是非一度ご相談くださいね!

黒染めまでいかなくても最近は人気の暗髪というのがあります。

暗髪であれば次のカラーに影響が出にくいので、まずはそこからやってみるのもオススメですよ!

というわけで今週もたくさんのご来店ありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

顔まわりのデザイン、カラー、くせ毛カットが得意。独自の理論で柔らかさや質感をコントロール。全てを大人ナチュラルに。2014年NHKにてモテ髪アドバイザーとしてTV出演。現在バイラルメディアby.S spotlightで公式美容ライターとしても活動中。

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