どうも素材が第一、デザインが第二の横浜日本大通りLilou美容師の尾形です
(また改良しました。ちょっと長いか。。。)
さて今回は美容室でよくある
『いつもと同じでお願いします』というお客様の言葉に対して
僕が思うことを書いていきたいと思います
『いつもと同じ』という言葉の意味
![](http://lilou-ethical-beauty.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_4772-169x300.png)
僕はこの言葉を聞くと背筋かピシッと正される気持ちになります
いつもと同じにするっていうのは前回の仕上がりを完全に覚えていないとできないということもありますが
それ以上にいつも通ってくださっていて期待している言葉の表れだと感じるからです
たくさんの美容師がいる中で選んでいただいていることをこの言葉で強く感じます
そして前回の仕上がりを気に入っているというのもあると思いますが
前回ご来店時の技術だけでなくサービス、接客などのクオリティーを求めていると思うからです
僕は『いつもと同じ』という言葉の中に大きな責任感を感じ
前回よりも『絶対に綺麗にしてやる』『楽しんでもらおう』って勝手に思っています
あくまでも心の中なので気持ちですよ(言葉は汚いですが自分に対して強く思うんです)
期待されていると捉え更にご提案する
![](http://lilou-ethical-beauty.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_4774-169x300.png)
『いつもと同じ』と言われても『同じ』レシピやカットはしないんです
前回の仕上がりからの経過の状態とお客様自身の体感の感想を踏まえ
更にいい状態のコンディション作りを目指し、色やカットのもちを提供したいからです
僕は毎回必ずカルテにレシピやカットのデザイン、気づいたことなどを書いているんですが
前回このレシピでこのカットで仕上げて、今回の状態はこうなっている
それを踏まえて、些細でもやり辛かったことを聞くのと季節や紫外線のあたり具合などを診て
退色やパーマの落ち具合、ダメージ具合、シルエットのバランス、ハネ具合などを診て
『ここを改良しておきましょう』からの
『では今回も前回と同じ綺麗な仕上がりを作ります!』とお伝えしてます
実際『同じでお願いします』という表現でも『同じことをする』のと
『同じ仕上がりにする』のとでは全く違います
ここを履き違えたら期待以上の仕上がりは無理だと思っています
今回よりも次回、次回よりもその次、今年よりも来年。。。
と、期待を超えていける美容師であり続けたいです
僕も『いつもと同じ』ように過ごしていきますが
日々新しいことにチャレンジして
もっといいものや楽しいことをご提供していきますね
尾形 浩嗣
コメントを残す