こんばんわ尾形です
グラデーションカラーって僕はあまり意図的には作らないのですが
とても人気のあるカラーリングなので少し僕なりに考えをまとめてみましたので
ご興味ある方はぜひ
まずグラデーションカラーのイメージですが
根元から毛先にかけて明るい色味になって行くイメージですよね
それを作るには中間から毛先までをブリーチやライトナーなどでできる限り明るくベースを作って行くんですが
ベースの髪の毛の素材自体がかなり劣化してしまうわけなんです
もちろんブリーチの力加減をコントロールすれば
ダメージを押させることはできますが
普通にカラーするより明らかに傷んじゃうんです
なのでグラデーションカラーを品良く作ることを一つのデザインとして提案しています
品があるグラデーションカラーって?
単純なんですが
メラニンを破壊しすぎないこと
カラー剤には基本含まれているメラニンていう色素細胞を取り除いて行く成分があるんですが
これをなるべく働かせないで根元から中間、そして毛先まで自然なグラデーションを作る
これに限ります
一回傷んだ髪はよくすることはできますが治すことができないんです
だからメラニンを髪になるべく留めながら
色味をコントロールするのが大事なんです
今回お客様の実例をご紹介しますが
Before
After
kakiage
この方は毛先にブリーチが残ってますが
月一でアディクシーカラーの5トーンのシルバーと毛先の方には9トーンのシルバーとアメジストでカラーして
オージュアでケアをしているのでここまで品のある仕上がりになっています
ベースのダメージは戻らないですがカラー剤のスペックとオージュアの力でメラニンを必要以上に壊さずに
キレイな仕上がりをキープできています
なんでもそうですが
無理にやろうとしたり極端にやってしまうと
そのぶんの負担が後になって邪魔をします
なので次回やさらに次回、半年1年をみて作って行くことが品のあるカラーにつながって行くのだと思います
グラデーションカラーも品良く
これからも表現していきます
尾形 浩嗣
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