カラーが取れやすいのは何故なのだろうか

どうも尾形です

 

 

Lilouで初めてカラーをする時に、お客様に必ず伺うことがカラーの退色具合なんです

前回カラーをしてからどれくらいで色の抜けを感じたかお聞きしています

お話を伺いつつ、髪の状態(色味の残り具合や手触りなど)を診てどうアプローチするのが

そのお客様の髪にとって最良のカラーができるかを判断しています

 

 

ただカラーで色を染めるのは正直誰でもできてしまいます

プロじゃなくても市販のカラー剤で染めればそれなりになりますしね

(それでもダメージや手間などを考えたら美容師に頼むのがいいんですが・・・)

 

 

今回は僕のカラーの色持ちこだわりについてのお話をします

ご参考にしていただけたらと思います

 

 

お客様の希望を聞く

当たり前ですがこれはとても大事にしてます

どうなりたいか、どう見せたいかなど要望はしっかり聞きます

その上でどうすればそうなるのか、または近づけるために出来ることなどを話します

 

 

狙った色を出す

狙った色味を出すためには髪の診断が最重要

素材である髪の状態を見極めなければ到底提案したカラーはできません

その上で必要なカラー剤を組み合わせてミックスしていきます

 

 

狙いが決まったら色持ち

 

ここでやっと色持ちです

色持ちを最重視する場合はまた話が変わりますが・・

色を持たせるには濃く入れるだけではダメなんです

 

 

一番は定着させること

カラー剤の塗布量と適正な放置時間、そしてシャンプー前の乳化が大事なんです

カラー剤の塗布が少ない、髪の毛一本一本についてない、乾いてしまっている

この場合はそもそも色がムラムラに仕上がるので持ちが最悪に悪いです

 

 

放置時間が少なければカラー剤の発色と髪の内部での定着が間に合わなくなってしまい

髪の中に入りきらずに流れてしまいます

もちろん、髪の中の色素が少ないので持ちは悪くなります

 

 

剤自体が乾いてしまっている場合はカラー剤の発色や内部への浸透が止まってしまうので

色素が入りきらずに流れてしまいます

この場合もいうまでもありませんね・・・

 

 

そして乳化に関しては流す前にカラー剤をお湯または専用の乳化剤で溶かしていきます

溶かしていくことでカラー剤をきれいに流すことができます

酸化してしまう成分やアルカリといった髪の毛に何らかの影響を与えてしまう成分を

しっかり除去することで退色やダメージを抑えることができるんです

 

 

乳化の詳しいお話はこちら

カラー後の流しの前にする『乳化』のお話

2018.03.11

 

 

今回のお話は参考になるのかわかりませんが

僕らが大事にしていることのお話でした

しっかり施術させれいただきますので安心してご利用くださいね

 

 

それでは。

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