どうも尾形です
明るくしたい時もあれば、暗くしたい時もある
気分をかえたいときはヘアスタイルに変化をつけたいですよね
その中で明るさをコントロールするには髪の負担はつきものです・・・
今回はブリーチをした後に暗くさせて頂いたお客様の仕上がりをご覧いただきながら
明るくすることと暗くすることのリスクをお話ししていきます
明るくすることは・・・
ご来店時
前回アッシュグレーに染めましたが、ベースにブリーチをしているので
1ヶ月を過ぎたあたりから黄色っぽさが出てきてしまいます
約6週間前に染めてから退色した状態です
明るくする前はツヤが出やすい髪質でしっかりとしたキューティクルでしたが
ブリーチをしたことで髪の中にある油分が多量に出てしまい、ツヤ感が低下して硬さが出ました
更にキューティクルの負担が多いため枝毛や切れ毛によりパサつきが強くなってしまいました
このように髪にかなりの負担が出てしまうんです・・・
でも色はとってもキレイですよね
このブロンド感はブリーチを駆使しなければ出せないです
基本ブリーチはオススメしないスタンスなので余程このリスクを覚悟した上でしか
お受けしてませんが、もしやるって決めたら中途半端にはしませんよ
暗くすることは・・・
仕上がり
同じお客様だとは思えない明暗の差ですね
このカラーは黒染めではなくグレーを『コレでもかっ』ていうほど濃いめに入れた状態です
黒と違い硬さや重さが少なく光に透けた時の透明感が出ます
ある程度色味は持ちますが2ヶ月ほどでブロンドヘアに戻っていきます
ブリーチ毛にたっぷりグレーを入れることで日本人だと出せない暗髪のニュアンスが出せますが
本来のツヤ感や柔らかさなどは戻りません
もちろん1度パサついてしまったキューティクルは元には戻らないですしほっといたらどんどん悪化してしまうので
トリートメントでコンディションをしっかり整える必要があります
暗くすることでのダメージは少ないですが
下手に暗くするとムラができてしまったり、必要以上に染料が残ってしまい
また明るくしたい時に明るくなりづらくて強い薬を使ってしまい、また傷んでしまうなどのリスクがあります
大事なことは・・・
スタイリング後
大事なことはリスクを理解してからスタートすること
じゃないと後で大きな後悔をしてしまうことになりますからね
ヘアをもっと楽しんでいただきたいので、しっかり説明させて頂いてから施術に入りますのでご安心を
それでは。
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