お客様スタイル159 髪をトーンアップするのに最善な方法 【ダメージは極力抑えよう!】

どうも尾形です

 

この時期の人気カラーといえば、やはりダークトーンなんですが、

それに反して、隠れた人気なのがトーンアップ

冬の時期に『髪を明るくするなんてどうなの?』と思われそうですが、ベースのトーンを明るくしつつも、

色味は寒色系のグレージュなんかを入れてあげるとファッションにも合わせやすいんです

 

寒色系はその名の通り『寒さ』を感じる色味です

この時期に暖かい色味をファッションに取り入れると少し浮いてしまいがちですが

寒色系の色味を取り入れることで、冬らしい雰囲気が出るんです

 

明るくする=ダメージする?

 

無理をするとダメージは受けますよね

体も酷使すれば細胞が劣化して、体内外にダメージを受けてしまいます

髪も同様に酷使すれば劣化してダメージします

髪の無理というのは、髪に過度の負担をかけることです・・

 

パーマ剤やカラー剤は効きが強いものを使えば、当然負担が大きくなります

となれば【明るくする=メラニンを削る=色素細胞を削ること】なので、細胞を削っている割合が増える分、傷んでしまいます!

なるべく負担の少ないものを使うのが大事で、その中できれいな髪を表現できれば最高なわけです

 

今回は前回の続きという考え方

 

今日ご紹介するお客様は前回から明るくする準備をしていた方なんです

前回にしっかりと明るさを出して希望の色に仕上げることもできるのですが、やはり傷みが出すぎてしまう可能性がありました

なので自然に色素が落ち切れるように仕込んでおいたんです

 

色素を漂白剤の効果のあるブリーチ剤やライトナーのような色味のない、明るくする薬で削っておいて、

希望している色味を入れるのが一回でできる方法なのですが、やはり、負担がかかりすぎます

トリートメントでカバーしても一時的には良くなるものの、削ったメラニンや負担をかけてしまったキューティクルは戻りません

そこで色が自然に抜けるのを利用して、ある程度抜けてから希望の色味に近づけるのが最良なやり方だと思います

 

前置きが長くなってしまいましたが、お客様のご紹介になります!

この写真は前回の仕上がりなんですが、硬さとくすみ感が少し出ています

もちろん明るさが出るように仕込んだ状態です

元々はもっと暗くてオレンジ味も強かったのを最小限抑えてある状態です

抑えすぎると明るくする力を弱めすぎてしまうので、ここがとても重要なポイントなんです

 

そして今回の仕上がりを見ていただきますね

透け感が一気にアップしましたね

もっさりしていた前回のヘアスタイルよりもカットで軽さが出たので、スッキリ軽やかになったのも影響しています

カラーはオレンジ味ががなり抑えられつつも明るさと透明感のある柔らかなグレージュに仕上がりました

 

見比べるとわかるやすいですよ

1ST が1回目の仕上がりで、2ST  が2回目の仕上がりですね!

見比べるのが一番わかりやすいですね!

 

クドクドと書いてしまいましたが、メッセージとして少しでも伝わったら嬉しいです

髪がきれいに保てるように僕らもサポートしていきますね

 

ということで今回はこの辺で、、また明日お会いしましょう!

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